シャープレシオという指標があります。
あるアセットの平均リターン÷標準偏差で割ったものの事
らしいです(平均リターンから、リスクフリーレートと言って一定のリターンを差し引く等の調整をする事もある)
ポートフォリオ設計に当たってはこの数字を自分なりに検討というか、想定して、「前もって」組んでいくのが
積立投資やある程度まとまった金額を投資する上では重要といえます。
で、投資信託の2月から6月までの毎月積み立て計4回分を終えた所で体感的な推移とシャープレシオの観点から振り返ってみたくなってこの記事を書く事にしました。
現在20本のファンドを積立しているので、5本1まとめ位で振り返ってみたいと思います。
ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド~ジャパン・ソブリン・オープンがシャープレシオ2.38ー1.15
シャープレシオが1以上であれば良い投資(というより、結果が良かった投資と言った方が正確な気がします)なので、この一群は良いパフォーマンスを出す上で多いに貢献していると言えます。
ただシャープレシオ上位の株式アクティブファンド群は、そんなに確固たる信念を持って積み立てているわけではないので、今後はどうなっていくかなーという気はします。
ソフトバンク&SBIグループ株式ファンドはほぼ右肩上がりの印象でしたが、ボラティリティは感じていました。
ですが、シャープレシオ的には群を抜いています。
現時点では体感ボラティリティに負けずに買いだ売りだとしなかったのが、功を奏していると言えましょう。
SBI日本・アジアフィンテック株式ファンドは、キャッシュレスをにらんで投資していってるのでテーマ選定という面で功を奏していると言えます。
このテーマは廃れないと思うのですが、ファンド的にもっと良いものがあるかもなので、中々時間が取れないのですが見極めがいるかなと思います。
ひふみプラスはミーハー気分で積立設定しました、落ちてもせいぜいインデックス程度ではないかと思っているのですが、さてどうでしょうか。
後は債券ファンドが来ていますが、実は直近のリターンでいうと金・ゴールド系が上位に来ています。
この辺はどう捉えれば良いのか?面白い所だとは思います。
続いて2群、三菱UFJ 米国債券インカムオープン(夢咲月)~三菱UFJ 日本国債ファンド(毎月決算型)がシャープレシオ1.14ー0.50
特に何を思う所もなし、UASPFを作るに当たって債券ファンドは割と適当に寄せ集めただけなので(ハイイールド債は避けた、つもり)ここでやっと米国株インデックスファンド(S&P500)が出てきます。
もっと米国株インデックスのファンドは増やしても良かったのですが、今の所1本だけですね。
続いて第3群、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン~ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)がシャープレシオ0.49ー△0.41
株式アクティブファンド2本と、金・ゴールド系ファンド3本です。
長い眼で見れば、他のアセットとの組み合わせでどうとでも良い仕上がりになるような気がするのですがあくまで「気がする」だけです。
ちなみにシャープレシオが△になると、数字が大きいほど「リスクを取ってるのに、損失を発生させている」駄目な投資になります。
アセットが悪いというより、自分の資金投下するタイミングや量が悪いというのが正解でしょう。
まあ積立投資で半年も立たないうちにアレコレ言うのは早計といえば早計ですが。
続いて第4群、T&D アクティブバリューオープン(アクシア)~日興ジャパン高配当株式ファンドがシャープレシオ△0.53ー△1.28となっています。
コモディティの下落は甘受しますし、むしろノーセルリバランスで行くつもりですが、株式ファンドがこの辺に今位置しているのはどうかなあと思ってしまいます。
同時期に国内株のインデックス系ファンドに投資していってないので、どうとも言いかねるのですが、ちょっと今年からの日経平均やTOPIX、バリュー株投資化さんのブログなどはチェックしてみたいですね。
現時点までの投資としてはシャープレシオが2.38ー△1.28となりました
積立投資のポートフォリオ全体のリターンは5ヶ月で月3,000円の積立投資金額合計15,000→15,003(トータルリターンベース、楽天ポイント取得分は除外)と至って低リターンです(苦笑)
普通預金と対して変わらない、、、っていうか負けてます、暇があれば一応の投信積立ポートフォリオ全体のここ5ヶ月の推移から見たシャープレシオを出して、今回の記事と比べて
いささか流行遅れではありますが、モダンポートフォリオ理論について実体験を積み重ねられたら良いなと思います。
あるアセットの平均リターン÷標準偏差で割ったものの事
らしいです(平均リターンから、リスクフリーレートと言って一定のリターンを差し引く等の調整をする事もある)
ポートフォリオ設計に当たってはこの数字を自分なりに検討というか、想定して、「前もって」組んでいくのが
積立投資やある程度まとまった金額を投資する上では重要といえます。
で、投資信託の2月から6月までの毎月積み立て計4回分を終えた所で体感的な推移とシャープレシオの観点から振り返ってみたくなってこの記事を書く事にしました。
現在20本のファンドを積立しているので、5本1まとめ位で振り返ってみたいと思います。
ファンド名 | 平均リターン | 標準偏差 | シャープレシオ |
ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド | 5.39 | 2.27 | 2.38 |
SBI日本・アジアフィンテック株式ファンド | 4.91 | 2.64 | 1.86 |
ひふみプラス | 3.15 | 1.71 | 1.84 |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 0.66 | 0.42 | 1.57 |
ジャパン・ソブリン・オープン | 0.14 | 0.13 | 1.15 |
三菱UFJ 米国債券インカムオープン(夢咲月) | 0.87 | 0.76 | 1.14 |
ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型) | 0.82 | 0.77 | 1.07 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 2.34 | 3.49 | 0.67 |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.43 | 0.78 | 0.55 |
三菱UFJ 日本国債ファンド(毎月決算型) | 0.24 | 0.49 | 0.50 |
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン | 0.93 | 1.90 | 0.49 |
グローバルAIファンド | 0.30 | 5.04 | 0.06 |
iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり) | -0.35 | 1.97 | -0.18 |
SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり) | -0.61 | 1.63 | -0.37 |
ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) | -0.66 | 1.61 | -0.41 |
T&D アクティブバリューオープン(アクシア) | -1.82 | 3.42 | -0.53 |
eMAXISプラス コモディティインデックス | -1.80 | 2.98 | -0.60 |
グローバル・リート・セレクション | -1.03 | 1.59 | -0.65 |
日興キャッシュリッチ・ファンド | -1.56 | 1.52 | -1.03 |
日興ジャパン高配当株式ファンド | -3.29 | 2.57 | -1.28 |
ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド~ジャパン・ソブリン・オープンがシャープレシオ2.38ー1.15
シャープレシオが1以上であれば良い投資(というより、結果が良かった投資と言った方が正確な気がします)なので、この一群は良いパフォーマンスを出す上で多いに貢献していると言えます。
ただシャープレシオ上位の株式アクティブファンド群は、そんなに確固たる信念を持って積み立てているわけではないので、今後はどうなっていくかなーという気はします。
ソフトバンク&SBIグループ株式ファンドはほぼ右肩上がりの印象でしたが、ボラティリティは感じていました。
ですが、シャープレシオ的には群を抜いています。
現時点では体感ボラティリティに負けずに買いだ売りだとしなかったのが、功を奏していると言えましょう。
SBI日本・アジアフィンテック株式ファンドは、キャッシュレスをにらんで投資していってるのでテーマ選定という面で功を奏していると言えます。
このテーマは廃れないと思うのですが、ファンド的にもっと良いものがあるかもなので、中々時間が取れないのですが見極めがいるかなと思います。
ひふみプラスはミーハー気分で積立設定しました、落ちてもせいぜいインデックス程度ではないかと思っているのですが、さてどうでしょうか。
後は債券ファンドが来ていますが、実は直近のリターンでいうと金・ゴールド系が上位に来ています。
この辺はどう捉えれば良いのか?面白い所だとは思います。
続いて2群、三菱UFJ 米国債券インカムオープン(夢咲月)~三菱UFJ 日本国債ファンド(毎月決算型)がシャープレシオ1.14ー0.50
特に何を思う所もなし、UASPFを作るに当たって債券ファンドは割と適当に寄せ集めただけなので(ハイイールド債は避けた、つもり)ここでやっと米国株インデックスファンド(S&P500)が出てきます。
もっと米国株インデックスのファンドは増やしても良かったのですが、今の所1本だけですね。
続いて第3群、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン~ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)がシャープレシオ0.49ー△0.41
株式アクティブファンド2本と、金・ゴールド系ファンド3本です。
長い眼で見れば、他のアセットとの組み合わせでどうとでも良い仕上がりになるような気がするのですがあくまで「気がする」だけです。
ちなみにシャープレシオが△になると、数字が大きいほど「リスクを取ってるのに、損失を発生させている」駄目な投資になります。
アセットが悪いというより、自分の資金投下するタイミングや量が悪いというのが正解でしょう。
まあ積立投資で半年も立たないうちにアレコレ言うのは早計といえば早計ですが。
続いて第4群、T&D アクティブバリューオープン(アクシア)~日興ジャパン高配当株式ファンドがシャープレシオ△0.53ー△1.28となっています。
コモディティの下落は甘受しますし、むしろノーセルリバランスで行くつもりですが、株式ファンドがこの辺に今位置しているのはどうかなあと思ってしまいます。
同時期に国内株のインデックス系ファンドに投資していってないので、どうとも言いかねるのですが、ちょっと今年からの日経平均やTOPIX、バリュー株投資化さんのブログなどはチェックしてみたいですね。
現時点までの投資としてはシャープレシオが2.38ー△1.28となりました
積立投資のポートフォリオ全体のリターンは5ヶ月で月3,000円の積立投資金額合計15,000→15,003(トータルリターンベース、楽天ポイント取得分は除外)と至って低リターンです(苦笑)
普通預金と対して変わらない、、、っていうか負けてます、暇があれば一応の投信積立ポートフォリオ全体のここ5ヶ月の推移から見たシャープレシオを出して、今回の記事と比べて
いささか流行遅れではありますが、モダンポートフォリオ理論について実体験を積み重ねられたら良いなと思います。
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