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精神疾患(てんかん、適応障害)持ちの気の多い病んでる男が、自分を振り返り前向きな一歩を踏み出すキッカケにするブログです。
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先週末に友人に投資のアドバイスを求められて、ご提案をしたという話をチラッと書きました。

今回はその方法を皆様にもご紹介してみようと思います。

※なんらかの参考になれば程度で、ご自身の投資は自己責任の元で行いましょう!!!

まず友人の投資の前提条件として

投資信託はイヤ(当然ETFも、というか投信とETFの明確な違いも?みたい)
ザラ場は見れないので、トレーダー的な事はしない
ごく小額から始めたい

です、これはもう単元未満株か米株かなーと思うんですけど、本人が海外株式に難を示したので外国株は除外(当ブログを読んでくださってる投資家の方はもったいないな~、と思われるかもしれませんね)

ぶっちゃけ本人も単元未満株という意向が念頭にあったみたいなので、単元未満株一択で投資をしてみよう、と。

それで本人の前提条件や性格などを考慮して、こういった投資方法を提案しました。

銘柄選択は自分でやってもらう(じゃないと得しても損しても、ためにならない)
保有は(全体としては)長期保有を想定して頂く
選択した銘柄を時価総額に合わせた比率で、予算に収まるようにポートフォリオを組んでもらう

時価総額原理主義のエセモダンポートフォリオ戦略です。

彼に銘柄選択をしてもらうに当たって、株探を紹介しました。株探は私自身は普段別に利用しないのですが、マメに物色するなら割といいかなと思います。

今回友人は5銘柄を選択しました、株探の同じトピックで取り上げられていた銘柄を4つ、それとは別に1つ

なぜそれらを選んだのか?という理由が大事なのですが、あまり個人的に聞いてて納得いくようなものではなかったです。

まあ、自分で選びたいという意向を汲むのが最重点だと思うので、ここでアレコレは言わないようにしました。

正直私も個別銘柄に投資しているとはいえ、そんなに丹念に下調べしてないのでw

で、彼としては予算5万円なので1万円ずつ投資したかったみたいですが、そこはストップをかけました。

5銘柄の時価総額合計を出して、各銘柄の5銘柄の時価総額と比べた比率分の予算を各銘柄の買い付けに充てるようにしてもらいました。

私の主観ですが、成長性で言えば中小型株だし、ポートフォリオを組んでリバランスもしていくなら等金額の方がやりやすいのですが

底堅さ(≒安定性)という事で言えば時価総額ベースで考えるのが概ね正解だと思います。

単元未満株は成り買いしか出来ないし、予算を超えないよう超えないよう、ハッキリ言ってしまえばビビリな発注をかけていたようですが

ともあれ週末発注分が月曜後場で5銘柄とも約定していました。

次に私が要求した事(提案ではなく、ここまでやったならこうして欲しいという感じですね)

それは「保有した各銘柄がプラマイ20%の損益率を出すか、トータルの損益率がプラマイ10%を出すまでは売買はこらえて、株価がどういう風になぜ動くのかをじっくり観察して欲しい」

という事です、損益率が上記基準をみたしたら即リバランスに動いてもいいと思います。これは彼の性格的なものも加味しての判断です。

ポートフォリオを組んでのリバランスというと、時間を区切ったリバランス、半年ごととか1年毎とかに行うというやり方も当然ありますが

彼の場合資金に余裕がないということと、そもそもバランスがある程度崩れないと微調整的なリバランスをしても取引コストがかさむだけと思い、時間軸でみた定期的なリバランスは非推奨としました。

後は追加入金出来る、したい時、新たに銘柄や違う投資商品(債権や投資信託、外貨建てMMF等)を組み入れたいという時どうするか?というクエスチョンがあるのですが

これはそうしたい時に改めて全体時価総額と個別時価総額の比率を見て、ポートフォリオ全体を組み直す形を取ればよいと思います。

債権や外貨投資には株式市場のような時価総額という概念がないので、それらを組み入れる際には正答は用意出来ませんが、彼自身で組入比率を決めて残りは時価総額でポートフォリオを組み直してもらうのがいいかと思います。

それから損切り、私としてはどんな不安な銘柄も損切りしない!と割り切った方がいいような気がしますが、それでも上場廃止が決定した銘柄やこの銘柄を持ってると不安で不安で仕方ない、という銘柄は切った方がいいと思うので、バッサリ切った後にポートフォリオを組み直せばいいと思います。

まー大体こんな所でしょうか、彼には是非モダンポートフォリオ理論を勉強してもらって出来れば最終的にはそれに準じた資産運用をして欲しいなと思います。

私は私にしっくり来る投資方法を模索して実行するのみで、その中にモダンポートフォリオ理論の採用は今の所ないのですが(というか等金額投資に移行中です)

人様になんらかの指針たる投資方針を勧めるなら、おそらくここらへんが一番汎用性も応用性も高い手法だと思いますので。

ちなみに私が尊敬するバフェット氏は、バークシャー以外に投資するなら(たしか近親者へのアドバイス的なものだったと思うのですが)

「S&P500のインデックスファンドを80%、他20%は米国債(長期)」という至ってシンプルなポートフォリオを推奨しています。

引退後のバフェットの師匠、グレアムの引退後の推奨投資対象は「ああ、AT&Tを買えばいい(と言いつつ、さりげなくバフェット氏の事もプッシュしていたようです)」です。

資産運用をシンプルな形式に留めるか、複雑怪奇なものにしてそれに見合ったリターンを求めるか、選択権はあなたのものです。

そうそう、今回提唱した資産運用形式だと「とにかく時価総額が大きい大型株に偏った投資になるの?」と思われるかもしれませんが、選択した銘柄が全部小型株ならそうとは言えない事もお忘れなくm(__)m
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