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精神疾患(てんかん、適応障害)持ちの気の多い病んでる男が、自分を振り返り前向きな一歩を踏み出すキッカケにするブログです。
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前記事で練りに練った(半ばヤケクソで決めた部分も3割位ありますが)

UASPF(ウルトラオールシーズンズポートフォリオ)というものを公開しましたが

もう少し単純化したPFに直して、自分自身これがどういうモノなのか再考したいと思います。



かなりシンプルになりましたね、前記事の詳細化したPF(12区分になっていますが、ファンドは分散させていく方針です。今の所は20件のファンドを毎月積み立てしていく設定になっています)と比べてどうでしょうか?

私自身としては、より大枠をつかみ直すとなんだか退屈なPFだなぁ、と思ってしまいます。

グラフの構成順に感想を述べてみたいと思います。

まず金・他商品15%、この比率には満足しています。具体的な数字は失念してしまいましたが、金がメインの比率です。

本PFの原案となったレイ・ダリオ氏のオールシーズンズPFでは、金7.5%・商品7.5%の保有比率を指定されています。

同じく本PFの第二原案となったパーマネントポートフォリオでは金はなんと25%の比率を推奨しています、他の商品(原油とか農産物とか)は0%だったかと

レイ・ダリオ氏のオールシーズンズを簡略的に紹介したものでも商品0%、金15~20%としているものが散見されるので

大衆の意見とマッチしていれば正解とはならないのが投資の難しい所ですが、設計的にどうなのか?という点ではOKだと言えます。

続いて債券38%、確か国内債券がメインですね。この比率には実は疑問を抱いています。

端的に言うと先進国債券(日本を除く)がメインか、日本国債券は半分程度でいいのではないかなと。

定性的なデータを示せないのが私の弱い所ですが、元々のキャッシュポジション(日本円保有)を多めに持つようにしているので、個人的主観としてはよりそう思ってしまいます。

ではなぜこのような比率にしたのかというと、当初方針の「ドローダウンを最大限に抑えるのが第一」という観点からですね。

ここら辺の落とし所をどう考えるか、落とし所からどういう戦略(私の場合は、戦略というよりアイデアという語感の方がしっくり来ますが)をとるかがキーポイントだとは思います。

オールシーズンズ、パーマネント的にはどうなのか?ですが、こちらに関しては債券そのものの保有比率としてはOKだと思います。

確かオールシーズンズでは55%、パーマネントでは25%なので、両者を足して2で割った水準に近い38%という比率は退屈ではあるが、設計上の観点からはヨシかなと思います。

ただし債券の中身に関しては、先にも書いたように再考を何度も重ねる部分が必要だと思います。

次、REIT3%(笑)個人的にはもっと欲しい所ですが、、、私はREITには殆ど関心を持ってなかったのですが、近視眼的には株が悪くてもREIT指数は良い、という場面も割とあるようだという事に気付いてから

固定的なポートフォリオというものを組むなら、是非取り入れたいとは思っていたんですよ。

以前から続けている通常投資でも、次はREITの投資信託行くかな?と思っていたので

今回は欲しい割には低比率になってしまいましたが、ないよりは(心理的に)マシかなという気分です。

尚オールシーズンズ、パーマネント共にREITの推奨保有比率は0です。

株のインデックスの中に不動産セクターもあるので、取り立ててREITを引き合いに出す必要もないという事なのでしょうか?

インフレには強そうなイメージあるんですが、賃料収入という点では弱いのでしょうか?

研究の余地が多いにアリですね、まあ今回はなくてもいいんだけど、個人的に気になるので少しだけ混ぜ込んでみたという感じです、ハイ

3%なら全損してもどうという事はないし、物理的に弱小個人レベルでは無理な分散不動産投資という領域で全損が出るとは思えないのですが、運用会社を数社に絞ってそれらが全て詐欺的運用でもしない限りは

世界規模で金の採掘(リサイクル含む)レベルが高まる方リスクのが高いような。

そういう意味では本ポートフォリオの金の比率の多さというのは、リスクとリターンの観点からは問題ですね。

た、だ、し 「まず損失を防ぐ」ここが肝心なので、、、考えてみれば不動産って地下や高層に拡張の余地があるので、有限資産としての価値で考えるとやはり金に軍配が上がるような気がします。

あくまで感覚論で、シーゲル先生の研究や偉大なる投資家、ウォーレン・バフェット氏の見解とは異なる点については個人的に目を瞑ります。

何度も言いますが、増やす事より減らさない事が主眼なので

はい、次、株43%、、、多すぎますね

レイ・ダリオ氏は「株は債券の3倍価格変動リスクがある」と仰っているそうなので、単純論としては「安全資産としての株」を持つなら他の安全資産と比べて最も低い比率であるべきです。

オールシーズンズでは30%、パーマネントでは25%推奨です。

この辺は両PFにおける経済の4局面「景気の上昇、下落」「物価の上昇、下落」のどの局面であっても対応出来るように(つまりPFのどこかの部分でリターンが生じてリスクを抑えている状態)という事の、単純最適解が25~30%の保有比率なんだと思います。

まあ私の場合は、現金比率多め(基本33%ないしは生活防衛資金+αの金額が高い方)が私の色々な投資手法を総合したPFでの原則なので、その点を踏まえると

まあいいんじゃないの?と言えます。

現金比率の話しが出たついでに原案PFの現金比率についてのべると

オールシーズンズでは0(余剰資金だけでポートフォリオを組む前提なんでしょう、当たり前といえば当たり前ですね)、パーマネントでは25%ないしは短期国債(物価連動国債は非推奨)という事で

今回の記事のグラフでは見えな部い分ですが、現金比率的にも原案PFと比べて矛盾はないと言えます。

ただし私の場合は積立設定で本PFを構成していくので、よほどの事がない限りそういう事はないと思いますが、お金がない!という局面でうっかり積立しちゃったよ~ん(笑)という事がないように気をつけたいと思います。

逆に言えばなんらかの事情で、お金のセーフティ・オブ・マージンを取っているのに、発注し忘れてチャンスを逃した!という事もないのが(適正額での)積立投資のいい所ですね。

という事で積立投信での株43%という比率には問題ないという結論が出ましたが、このPF単体での主眼「損失を最大限に抑える」という点ではやはり欠点を孕んだままですね。

去年末、今年年初の株安がそれを証明しています。(株安局面は中長期的には大いなるチャンスですけどね!)

まあ、ここは「比率を減らす」「ディフエンシブなセクターの株メインにする」「ファンド間の相関がバラバラなものを採用していく」「効率的市場仮説を信じてインデックス原理主義でいく」などの対策をうつのが良いでしょうか。

まあ、全ポジションの20%位に(正確に言うと日経平均に逆相関するタイプのベアファンド購入で)ヘッジを掛けていくようにもするので、その点も踏まえると尚気にしなくてもいいかな!

ヘッジにかかるコストをどう考えるか、ですね、後リターンがヘッジで相殺される事

私は適度なヘッジはコストがかかっても、リターンが喰われても掛けるべきだと思っているので、ヘッジを保ってヨシとしますが

この辺は私の社会的属性にも由来します、色々当たったわけでもないのですが、やはり精神障害1級&睡眠時無呼吸症候群持ち&中高年となると

保険屋も顧客として見てくれなくなる傾向が強いようですorz

投資家界隈では保険は不要、ないしは最低限に絞って浮いた資金こそ投資で運用、が定説ですが

投資並に保険の研究もして、若い内に良い保険に入っておく事をオススメします。

たちまちのポートフォリオ俯瞰図から、色々文脈が乱れた長文になりましたが、個人的には改めて書いてみてよかったなと思います。
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